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- 家庭で伝えたい・懐かしの味研究所 4回目 (11/20)
- 第3回 家庭で伝えたい懐かしの味研究所レポ (06/12)
- いわての伝統おやつの会レポ (05/17)
- 「家庭で作りたい・伝えたい」懐かしの味研究所-食の匠から教わる“いわての伝統おやつ” (05/03)
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家庭で伝えたい・懐かしの味研究所 4回目
皆さま こんばんは。
本日は食の匠、菊池イヨ子さんから
いわての伝統食を習う会を行いました。
4回目の今回、教えて頂いたのは
「かねなり」「豆すっとぎ」の2種。
「かねなり」は遠野の郷土菓子。
甘塩っぱいくるみ醤油がからんだ、とても美味しいおやつです。
「かねなり」という名は
小判型の形からその名が付いた、との説や
小昼に食べられてきたので、
稼げばお金になり、美味しい物も食べられる、
米は金のなる木であるから「かねなり」となった説があるそう。
では、さっそく作り方を・・・
うる粉ともち粉を配合した粉に水を少量ずつ入れ
ていねいに「しとねて」(こねて)蒸していきます。
生地を蒸している間に、くるみ味噌をつくり
蒸しあがったら、水で洗い
更にしとねて、生地を美味しく仕上げていきます。
うる粉やもち粉の生地の美味しさの決め手は
「しとねる」作業です。ここをていねいに仕上げていきます。
くるみをまな板の上で砕き、くるみの油をまんべんなくなじませ、その上に生地を乗せくるみをまぜていきます。
切って、形を整え
麺棒で形を作っていきます。
出来上がった「かねなり」の生地を焼き上げていきます。
熱いうちに醤油をからめ、冷めた頃にくるみ醤油に浸し
出来上がりです。
つぎに「豆すっとぎ」
地域によっては「豆しとぎ」「豆すとぎ」とも呼ばれる
岩手から青森沿岸にかけて食べられてきたお菓子です。
大豆を使用したお菓子なので栄養価が高く、お子様のおやつとしてもオススメです。
一晩水につけた青大豆を煮ていきます。あくはていねいに取ります。
冷めたらミキサーで粗めにすりつぶし
粉っぽさをなくすためにもち粉とうるち粉を炒り、砂糖・塩を入れ
混ぜて、しとねていきます。
形を整え、巻き簾で巻き
出来上がりです。適当な大きさに切って食べます。
最後に恒例の集合写真をぱちり。
今回もイヨ子さんの軽快なお話に笑が絶えない
楽しい会となりました。
イヨ子さん、参加いただいた皆さん
ありがとうございました!
古くから食べられている伝統的な食を
美味しく手軽に作れるレシピで教えてくれるイヨ子さん。
次回は来年の夏前頃を予定しています。
地元岩手の伝統食を家庭で作る楽しさを味わって行きたいと思います!
ご興味ある方は是非次回をお楽しみに!!
第3回 家庭で伝えたい懐かしの味研究所レポ
本日は食の匠菊池イヨ子さんから
いわての伝統食を習う会を行いました。
3回目となる今回は
「けいらん」「がんずき」「塩麹漬け」の3種を習いました。
はじめに黒糖を使用した定番のがんづきから。
玉砂糖に溶いた卵・酢を入れます。
(「酢」が入るんですよー!知らなかった!!)
手際よく混ぜ
薄力粉とタンサンを混ぜた粉に合わせ、切るように混ぜます。
型にタネを流し、黒ごま・クルミをかけて蒸し器にかけます。
30分ほど蒸し上げ
完成です!
がんづきを蒸している間に
けいらんを作りいます。
もち米をボールに入れ水を少しずつ入れます。
生地を混ぜていきますが、その際「しとね方」にコツがあります!
イヨ子さんの手さばきがリズミカルで、しっとりと仕上がっていきます。
生地を伸ばして、包丁の刃幅でカット。
まるめて
くぼめて、餡を入れ、鶏卵の形に整えます。
沸騰した鍋でゆで、上がってきたらゆで汁と共にお椀によそいます。
さらに!よもぎのがんづきを作ります。
お急ぎコースで、粉によもぎ粉・三温糖・タンサン・酢など材料を全部入れて混ぜていきます。
型に入れたら白ごまをかけ蒸し上げて
よもぎがんづき出来上がり!
がんづきが一番簡単な小昼なのだそう!
黒糖やよもぎ粉の他にかぼちゃや味噌を入れても良いとか!
いろんなアレンジを楽しめそうです。
左から「レモンの飲みま酢」「がんづき」「塩麹漬け」「けいらん」
スペシャルお膳の出来上がりです。
変り種でチョコ入りのけいらんも作りました。
こちらも美味しかったです!
皆で美味しくいただきました!
今回もイヨ子さんの楽しいお話と居心地の良い雰囲気の中
笑顔の絶えない会となりました。
イヨ子さん、ご参加いただいた皆さん
誠にありがとうございました。
次回は11月頃の予定です。
内容が決まり次第、ご案内いたします。
最後に・・・
ちょいちょい写り込んでいる黒いカメラは
NHKさんの取材でありました。
明日の朝、6:55-7:00のおはよう日本と
7:45-8:00のおはよう岩手で放送されるそうです。
ご興味ある方は、ご覧になってみてください。
また、岩手日日新聞社さんにも取材をしていただきました。
メディアの方々にも、興味を持っていただけて
とても光栄に思います。
地元の伝統食を作ってみたい!覚えたい!と
興味を持ってくださる方たちに情報が届けば良いなと
期待しています!
ありがとうございました!!
いわての伝統おやつの会レポ
米粉を使ったイヨ子さんオリジナルの鎌焼きと
昔ながらのおかゆをベースに小麦粉で生地を作った鎌焼きの
2種類を作りました。
生地をしとねる(こねるの方言)リズムも軽快に。
実際の手順や感覚を見ながら習えるのは
本当に良いですね。
レシピには書ききれない細やかな手順を知れるのは
このような会ならでは。
家にあるもので作れて
腹持ちのいい食べ物。
残りご飯を無駄にしない工夫の一つとして
家庭で作りたい1品となりました。
最後に残った粉でちゃちゃっと作った「きりせんしょ」
粉と水、砂糖としょうゆ、くるみだけで出来ちゃう手軽さと
何でも作れる魔法の手だな〜と感心しきり。
皆で試食しながらの座談会では
イヨ子さんお手製の「ゆべし」もいただき
家での出来事や普段から心がけていることなど
人生観にまで話が及ぶ濃い内容もとびだし
ざっくばらんに、
イヨ子さんの話に自然と笑いが起こる
楽しい時間を過ごしました。
イヨ子さん、ご参加いただいた皆さん
楽しかったですね!
ありがとうございます。
子どもの頃、おばあちゃんに作ってもらった
なつかしいおやつ。
習う間もなく、教えてくれる人が
家庭に居なく、家族に作ることが出来なかったのですが
こうやって教わることが出来て
本当に有り難かったです。
また少しづつ、作れる伝統のおやつを
増やしていきたいと思いました。
次回は9月頃に
出来たらいいなと予定しております。
内容が決まり次第、ご案内しますね。
「家庭で作りたい・伝えたい」懐かしの味研究所-食の匠から教わる“いわての伝統おやつ”
「家庭で作りたい・伝えたい」懐かしの味研究所
食の匠から教わる“いわての伝統おやつ”
子どもの頃、おばあちゃんに作ってもらった
なつかしいおやつの味。
思い出すことはありませんか?
昔は家庭の中で、おばあちゃんやお母さんから
習う機会があったのでしょうが
生活仕様が変わり
家庭で伝承されにくくなっている
岩手の伝統の味を習う会
ただ今参加者募集中です!
第1回目は「鎌焼きもち」を作ります。
「鎌焼きもち」とは
県内各地で農作業の合間の小昼(こびる)に食べられてきた甘いおやつで
遠野では「焼きもち」 県北では「かますもち」とも呼ばれています。
小麦粉と米粉を 使った生地の中には
黒砂糖・クルミ・味噌でつくった餡がとろ〜り。
むちむちとした歯ごたえの皮と
黒糖の甘み、味噌の風味、くるみの食感がなんとも言えない
ほっとする美味しさです。
様々なお菓子があふれる今だからこそ覚えておきたい“伝統の手づくりの味”
食の匠、菊池イヨ子さんから郷土のおやつを楽しく教わります。
米粉と小麦粉の生地ちがいで2種類を作り
15:00からはイヨ子さんを囲んで座談会を行います。
自宅で「鎌焼きもち」を再現できる手作りセット付きです。
ーーーーー
【日時】5月17日(日) 13:00開場 13:30-15:00
15時〜イヨ子さんと座談会(自由参加)
【会場】花巻市花北振興センター調理室
〒025-0072 花巻市四日町一丁目1-27
地図はこちらから→☆
【会費】¥2000 ※手作りセット付き
(イヨ子さん自家製の小麦と米粉2種類各150g)
【定員】10名
【参加受付】5/15(金)まで
【持ち物】エプロン・三角巾・布巾・持ち帰り用のタッパー
【お申込み・問合わせ】バーンガジャ 花巻市上町2-3
TEL : 0198-24-3411 MAIL : baangaja@d2.dion.ne.jp
ーーーーー
普段から家にある材料で、
気軽に作れて
からだにやさしい
そんな伝統おやつを一緒に習いましょう〜
この会は【心と体、環境の調和】をテーマにしたZINE「Acil」の編集人、佐藤さんと
共同で企画いたしました。
「Acil」のサイト→■
佐藤さん、ご協力ありがとうございます!